鬱病ニート君を連れて紀伊半島の旅に出掛ける
とりあえずこんな感じのマップを用意してみた。
【旅の目的】
家の外に出ること
1人で行ってもいいけど、どうせなら誰かしら“連れ”がいた方が、楽しいことは多いと思う。
面倒も多いと思う。
正直なところ、鬱病という人間は非常に面倒くさい。
扱いも難しい。
病んでいる人間の悪いところは、悪い影響を関わる者にも与えてしまうところだ。
関わらなければ良かったと思うことは少なくない。
しかし、僕は友達が少ない。
こんな中途半端な時期に一緒に行ってくれるような、都合の良い相手は探してもいないだろう。
車は僕が運転することになった。
ガソリン代を折半してくれるなら、バイクで行くよりも安全性は高く
悪いことばかりでない。
ニート君に対して散々な言いようかもしれないが、
鬱病の相手と関わることにおいて、大事なのは
まず自分はカウンセラーでもなんでもないため「相手を思って良くしよう」としてはいけない
治療的なことを素人がするものではない。
あくまでも、相手は病人なのだ。
正常な健常人と同じように考えてはいけない。
最もしてはいけないのは、自分の考え方を押し付けることだ。
これは健常人、病人、兄弟、親子、友達関係なく駄目な行為である。
相手を思っての言葉は自分の願望の押し付けと混ざりやすい。
とにかく、難しい。
無事にすんなりと旅が終わるといいけど…不安だ。