迷う、見失う。それでも何かを見つけたい。

東京から逃げるように地元に帰ったメンタル弱めの迷えるとりひつじ

仕事辞めてスネかじりさせてくれと言ったら説教された

29歳。

現実は甘くないようです。

実際にすねかじりさせてくれとは言ってませんが

「おれが仕事辞めたらなにか困る?」

と聞いたのです。

父は「辞めるのは好きにすればいいけど、やりたい事でもあるのか?」

と言います。

ハンドメイドでお小遣い稼ぎしたい。

もしあるなら自分に合った仕事を探したい。

生きてて楽しいワクワクを見つけたい。

やりたいことはなくもないです。

だけど、照れくさいので「ない」と答えました。

「何もしないでずっと家に引きこもるつもりなのか?」

自分は旅行好きだしリュック一つで海外に行く。

バイクに乗って日本中を野宿旅したりもする。

家にずっと引きこもっているとは考えられない。

だけど、「それはないと思うけど、そうなるかもしれない」

と言いました。

加えて「お金あれば働く必要ないと思う」とも言います。

その言葉は、父の逆鱗に触れたようです。

伝え方を間違えたのか、どこかで狙いがズレたのを感じました。

 

そもそも、「おれが仕事辞めたらなにか困る?」

の質問で知りたかったのは

・親は無職を家に置いとくことに対して世間体を気にするのか

・現在家に一銭もお金を入れていないが、それは働いてなくても継続されるのか

お金は十分にあるようだし、よそ様の目さえ気にならないなら

極端な話、自室に引きこもって生活しても特に問題ないように思っていました。

考えは甘かったようです。

 

働かざる者食うべからずって言葉は知っているか?と言われます。

働かないで家にいるつもりなら、食費などのお金は出せと言います。

仕事を辞めて次の仕事を探すまでいさせてくださいならわかる。

5年も10年も引きこもるつもりでいるのか。

お金は怖い、お前は何もわかっていない。

説教が始まりました。

思えば中学生くらいから親に叱られたことなど

なかったように思います。

珍しいことでした。

 

ひとまず、無職で家に居続けることは困難であることがわかりました。

 

部屋に戻り、はああ…と思っていると

外からちょっといいかと呼ばれます。

言い足りないらしく、二ラウンド目の説教の始まりです。

今でこそお金に苦労していないが

自営業を営んでいた祖父の代ではそうとうな苦労があったと

昔話をされて

お金は怖いのだぞ念を押して言われました。

父「お金の怖さ知らんやろ?」

おれ「知らんな」

父「そうやろなぁ・・・」

 

今回の事で、家を出ていくことも考えなければいけない

ことに気付く事が出来ました。

それに、自分で言っておきながら

なんて甘えた考えを持っているのだろうと少し自省しました。

思えば東京から地元福井へ帰る際に

お世話になった方から

「実家に戻ったら期間を決めて、仕事が見つからなかったら家を出た方がいい。」

と言われたことを思い出しました。

あまりに温い生活に浸り続けると、頭が蕩けてしまうようです。

 

これからの選択肢はこうです。

・今の仕事を続けてお金を貯める。

・仕事を辞めたら、ハロワで職業訓練の受講して給付金を貰いながら勉強する。

職業訓練後に求職活動、期間を決めて見つからなければ家を出る。

・寮のある仕事に就く、期間工で数年間の出稼ぎが有力候補。

・今の仕事をしながら、転職活動を行う。←前に応募、面接に行ったりもしてる。

・彼女に同棲を提案して家から出る。

 

とりあえず来週の12日(水)に有給申請して、ハロワに行って

職業訓練の説明を聞いてからパンフを貰ってくる予定です。

 

選択する時には、『ワクワクする方を選ぶと良い』と

TSRの怒りを味方につけるコラムで読んで、いたく感心しました。

もう一つの選び方に、『どちらか迷ったら難しい方を選ぶ』

のが良いと書かれていました。

今の所、どの選択にもワクワクを感じないので

そもそも最近ワクワクすることに全然出会えません。

ワクワク感を少しでも感じたら、その感覚を大切にしたいと思います。

とりあえず、今の自分に出来ることを継続しながら

制作・ラジオ英会話・ピアノと注力していきたいです。