ひとでなしかもしれない
僕はひとでなしなのかもしれない。
かもしれない、ではなくひとでなしなのだろう。
だろう、というよりも結果だけ見るとひとでなしだ。
親を混乱させて、彼女に悲しい顔をさせた。
彼女と話し合いをした。
子供を産むかどうか。
結婚するかどうか。
自分にとってはどちらでもいい。
子供を産むなら、親としての自覚を持てと言われる。
腹をくくれと。
まるで持てない。
当事者意識を持てない。
何がしたいか、どうしたいのか問われる。
無理してまで働きたくない。
とりあえず今は働きたくない。
それくらいしかない。
あとお金が欲しい。
いくら欲しいのか聞かれた。
いくらあったら満足するのかと。
いくらあっても満足はしない。
お金を投資に回して年間の配当で生活費を賄えるくらいの金額があれば、とりあえず満足する。
今の生活ならだいたい5000万円くらいだろうか。
週に3,4回バイトするくらいがいい。
流されるままこうなった。
自分は間違ったことをしているのかもしれない。