迷う、見失う。それでも何かを見つけたい。

東京から逃げるように地元に帰ったメンタル弱めの迷えるとりひつじ

風呂上がりにスマホを熱心に見つめる横顔を眺めていて、見ていて気持ちのいいものではないなと思った。年相応なのか、いやもっと老けた顔に見えた。目の前には老けたおばさんがいる。なぜ一緒に暮らしているのだろう?うっすらと疑問がわいた。

実家を出て借家で同棲を始めてみて、理由はいくつかあった。自分自身が前にも後ろにも進めなくてどうすればいいのか、どうしたいのかわからないから、とりあえず相手の意見を尊重し、喜んで貰えるような行動に移した。ような気がする。

どう生きたいのかもまだよくわからないのだ。1人で孤独に生きる決意も覚悟も持てないでいる。そして誰かと一緒に生きることが自分に可能なのかどうか、試してみないことには予想がつかない。自分はなにか間違いを侵しているのだろうか?いくら考えても答えの出ない疑問が尽きない。

悩んでも考えても「これだ」や、「おそらくこうだろう」は出てこない。もう表層意識で考えることに疲れたし諦めている。(だけど無駄に考え徒労に終わり疲れるだけだが止めることも出来ない)

脳は無意識下でも問題に対して考え続けているらしい。ハッと気付くような、腑に落ちるような、納得と得心を待っている。どれだけ時間がかかるだろう。死ぬまでには納得していけたらいい。23:56