絶食しようと思ったけど一日でギブアップした
意志薄弱です。
結局、夜、朝、昼のご飯を抜いてから、夜に食事をとりました。
お腹が空いたというよりは、なんだか気持ち悪く
とても強い眠気に襲われて、昼間はずっと寝てました。
夜に起きて、なんとなく家の冷蔵庫やお菓子の棚を見ると
ぼたもちやら、餃子やら、美味しそうなものが沢山あります。
なんで絶食なんてしてるんだろう?と疑問がわきます。
親から「働かざる者食うべからず」と言われて
なんだとちくしょうだったら仕事を辞める予行演習に
食べなかったらどうなるかわからせてやる。
と思ったわけです。
いや、そうです。
頭がおかしいのです。
昨日は図書館へ行きました。
シーゲル教授の「株式投資」を読みたくて探しても見つからず
かわりに「バフェットの教訓」を読んで(おもしろかった)
帰りに特設ブースで目についた
D・カーネギーの「道は開ける」を借りました。
つい気になり手に取ってしまったわけですが
なかなか今の自分には的確なメッセージの本だと思いました。
【2週間でうつ病をなおすには】というパートがあります。
興味をひかれた文を抜粋します。
憂うつ症患者はしばしば自殺によって自己に復讐する傾向を持っている。だから医師が第一に注意しなくてはならないのは、彼らに自殺の口実を与えないようにすることである。
あ、これ自分だ。と思いました。
親の発した「働かざる者食うべからず」は
私には「働からないなら死ね」という言葉に聞こえました。
もちろん親自身にそのような意図はないだろうと思います。
ですが、私に絶食をさせる口実を与えたわけです。
ちなみに【2週間でうつ病をなおすには】ですが
なおす方法はとても単純です。
「どうしたら他人を喜ばせることができるか、毎日考えてみること」
だそうです。
これには大きく同意しました。
幸せになる勇気という本には人に尽くすことが自らの幸せにつながる。
と書かれていると聞いたこともあります。
少なくとも私は誰かの役に立っていると感じることに喜びを感じます。
それを職場で感じることが出来ないのが問題なわけですが...。
一日ぶりのご飯はとても美味しかったです。
たった一日食事を我慢するだけで
普段漫然と食べている食物の味・食感に集中し
よくよく噛んで食べることが出来ました。
最初に一口食べた、菜っ葉のおひたし、茹でたブロッコリー。
美味しかったです。
たまに絶食するには良いと思いました。
私の復讐劇はひとまず終わりです。