迷う、見失う。それでも何かを見つけたい。

東京から逃げるように地元に帰ったメンタル弱めの迷えるとりひつじ

世界中で危ない目に遭ってきました

若くて好奇心旺盛な女性がいろんな国で危ない目にあったのを面白おかしく書かれた本でした。
特に興味深かったのは、タイのゴーゴーボーイズバーと、ニューヨークでマフィアのバイトを手伝う話です。
ゴーゴーバーといえば、女性のダンスを眺めながら飲食を楽しむ性風俗店で、交渉次第ではお持ち帰りもあるという、自分は行ったことがないのでそんな店がある程度にしか知らないのですが、ゴーゴーボーイズバーという存在は初めて知りました。その内容は地獄絵図そのものでした。ポールにち◯ぽをぶつけるだの、複数人による同時発射、超アクロバティックな合体。笑うしかありません。
マフィアのバイトは、大麻のトリミングをするという話で、作り話かと疑うほど現実離れした内容でした。屈強なギャングと一緒に生の大麻の葉の余分な部分をハサミでカットします。乾燥された状態の大麻は、このような地道な作業の後に世に出回っているようです。バイト代がお金ではなく現物というところもヤバイと思いました。
どのエピソードも日常では考えられないもので、海外のそれもアングラな場所へ行かないと体験できない貴重なものばかりです。自分で体験するのは怖いけど、読む分にはどれも面白いです。旅人に男も女も関係ないけれど、それでも海外に一人旅に行く女性は少ないと思います。女性ならではのトラブルがあって大変そうだと思いました。