迷う、見失う。それでも何かを見つけたい。

東京から逃げるように地元に帰ったメンタル弱めの迷えるとりひつじ

子供生まれた

えー、お父さんになりました。

体重は3,222g、女の子です。

生まれたのは昨日の夕方で、陣痛がきてから出産まで約30時間かかりました。

僕が病院に着いてからまる1日付き添う形になりました。

夜も朝も昼も4~5分おきにくる陣痛で叫び声を上げて、その度全力で肛門を押さえました。

押さえるために使った100均で購入してきたテニスボールは、最初にくらべ中の空気が減っていました。

 

ほとんど寝ることも出来ず、出産はこんなに大変なのかと初めて知りました。

自分達の他にも2組の妊婦がおり、どこからか悲鳴や、叫び声や、「痛い痛い痛い」と、こちらの分娩室まで聞こえました。

 

陣痛は長かったですが、分娩が始まると15分か20分ほどで出てきました。

赤ちゃんを安心させるために、産後すぐ母親の胸に抱かせるのですが、あんよが強くて上に登ってくると笑ってました。

とても元気良さそうです。

まるくふくよかな顔をしていて、胸に押し当てられたほっぺたは、クッションのようにつぶれて、いかにも柔らかそうで、肌に触れてみると、信じられない滑らかさでした。

僅かに開いたまぶたからは、自分が見えているのかどうかわかりませんが、覗き込むと瞳は緑と黒が混ざった水晶のようで、不思議な色合いをしていました。