迷う、見失う。それでも何かを見つけたい。

東京から逃げるように地元に帰ったメンタル弱めの迷えるとりひつじ

ばたばた

3日前、月曜に病院に行って、PCR検査を受けて家に帰ると、母の「ごめんの、ごめんの」という声と、父の「心配せんでいい」というやり取りが聞こえ、ばたばたと慌ただしい雰囲気があった。

タオルやシャンプー…と断片で聞こえてくる様子から察するに、入院する前の準備をしているようだった。

4年か5年か、よく覚えてないけれど、何年かぶり、2度目の鬱での入院を決めたのだとわかった。

 

その日の夜父から、母が2ヶ月入院すると告げられた。

「まさか2ヶ月もかかるなんてショックや…」と話す父は、自分よりも驚き困惑しているようだった。

自分は少し前に入院するかもしれないと父から聞かされていたため、心の準備が出来ており平気だった。

 

2日前、突然母が居なくり、任せきりだった食事を自分達で用意し、洗濯などするようになった。

 

1日前、まだ自分の体調も戻らない中仕事してると、嫁氏からLINEで赤ちゃんがウイルス性胃腸炎と診断されたと連絡が来た。

元気がないとも書かれて、心配になりキョドキョド、ハラハラする僕。

嫁氏が仕事を休んで朝から病院に連れて行き、一日見ていてくれたようだった。感謝。

 

今日、朝6時に家を出て建前に向かった。

冷たい雨と、時折吹く強い風、今年初のアラレが降る最悪の状況での建前だった。

一日中冷たい雨にさらされかじかむ手でスマホを見る余裕もなく、帰る間際に嫁氏からのLINEに気付き見ると、嫁氏も赤ちゃんのが移り、吐き下してると連絡がきていた。

家に着くと、動けず寝込んでる嫁氏。

赤ちゃんにご飯をあげてくれてる父。

まだ元気がなくぐったりしてる様子の赤さん。

いまいち体調の戻らぬ自分。

 

まさかの一日で終わらなかった建前に、明日も朝から続きがあるが、行けるのかどうか。。。

寝かしつけて洗濯が終わるまでの時間、思った。

心労が1つ減った

7月の終わりにクリーマというフリマサイトに出品していた、小鳥のリングが1つ売れました。

先方はサイズ変更を所望しており、本来なら追加料金を頂きたいところが、とくに詳細を決めていなかったため、そのままの料金で対応することにしました。

 

これが、今回けっこう大変でした。

 

1つ目の問題は、サイズ変更となると、手持ちの在庫を送るだけとはいかず、ワックス原型のサイズ修正、鋳造屋への持ち込み、磨きと、まぁまぁの手間がかかる点です。

 

2つ目は、仕事、育児と、まるで自分の時間がなくなっていたことです。更に言うと、子供が生まれてからワックスを触ることからも遠ざかっていたため、ワックスのサイズ修正をする際、これまでこんなに繊細な作業をしていたのかと、自分のことながら驚きました。

 

3つ目は、8月の頭に鋳造屋に持ち込んだにも関わらず、待てど待てども一向に連絡が入らず、結局連絡が来たのはひと月半経った9月の半ば。その間、お待たせしているお客さんのことを考えると気が重くなりました。

 

4つ目は、鋳造屋が間違えて真鍮で頼んでいたものを、シルバーで鋳造してしまったことです。お客さんになんて謝ろう…頭がパンクしそうで、嫁さんに手伝ってもらい、提案と謝罪の文を考えました。

 

そして聞いてみたところ、やはり真鍮のリングが欲しいということで、1つ目の問題へと振り出しに戻りました。

 

更に仕事の忙しさは増し、育児も含め、気力が出ず、困り、そのまま何も手をつけずに放置していたところ、今日、シルバーのみで良い旨のメッセージが届き、早速シルバーのリングを磨いて用意し、お詫びも兼ねてサイズ違いではあるけど、真鍮の小鳥リングと、ついでに在庫があったからツタのリングもお付けして送ることにしました。

 

3ヶ月近く待たせて怒っても仕方ないような状況なのに、終始丁寧で気品すら感じさせる文章を送ってくれた方に対して、好感を持ったため、喜んでもらえたら嬉しいなという思いです。

 

1つ用事が片付いて安心しました。

実家に帰ってきた

嫁氏と赤ちゃん連れて、実家に帰ってきました。

 

先月の末に借家の引き払いがあり、その一週間くらい前から実家で寝泊まりを始めました。

移り住んで二週間ほど経過しましたが、嫁氏も赤ちゃんも、僕の両親との共同生活に特別問題なさそうで良かったです。

僕自身も、実家に帰ることでストレスが溜まるんじゃないかと心配していたのですが、ご飯を食べるときには親が赤ちゃんの面倒をみてゆっくり食べるれるようになったし、食事の量も質も向上して、ついでにお菓子も常備されていたり、お風呂掃除やらゴミ出し、洗濯などやってくれるので、至れり尽くせりといった所です。

更に親からは家にお金を納めなくてもいいと言われていますが、嫁氏はそれは悪いからいくらか入れさせてと言っており、家に納めるお金は嫁氏と話し合いをして決めようと思います。

正直親にお金を渡したところで、最後はお金を全部譲ると言われているので、相続税対策にも生活費は全部出してもらったほうが良いと思うのですが、気持ちの問題なので、嫁氏の納得がいくようにするつもりです。

 

悪い面を一つあげるなら、職場が遠くなり通勤時間が15分→30分程度に延びたのが少し面倒です。

まぁその程度なので、実家に帰ってきて概ね満足しています。

 

あと、親はめちゃめちゃ喜んでいます。

自営業で忙しかった父は、家族でテーブルを囲んでご飯を食べることが夢だと話していました。

こどおじだった長男が1年半ほど前に家を出て、結婚して嫁さんと孫を連れて戻ってきたのですから、嬉しかったと思います。

 

子供が生まれたばかりの頃に、漠然とした不安と一緒に考えていた目標も一応クリアできました。

 

どこか海外で野垂れ死にたいなと思ってた人間が、赤ちゃんに癒され、育児を楽しみ、なかなか充実した生活を過ごせているので、悪くない方向に進んでいるようにも思います。