登ってみねの福井の山 【日野山 荒谷ルート】
この時期の山登りは最高です。
前回この新谷(あらたん)ルートを登ったのは暑い夏の日でした。
余裕だろうと慢心して登ったら汗が止まらなくて、結局頂上まで行けずに途中で引き返しました。
今回は心地よい気候と天気に恵まれ、気持ちよく登りきることができました。
登山口動画(あれ、表示されない?)
https://twitter.com/licelice_bird/status/1201008780902727680?s=20
登山口神社
神社の内部には駐車スペースがある程度確保されているので、車が停められない心配はありません。
9時台、既に多くの車(7~8台?)停めてあり、まだこの時期山登りする人がいるのだと少し意外に思いました。
道に枯葉が敷き詰められています。
枯葉の中を歩くのが好きです。
ガサッガサッと葉っぱを踏んで、時々葉っぱを足で薙いで、子供っぽいことがしたくなります。
葉っぱが好きです。
葉脈も穴あきの葉っぱも、ねじれた葉っぱも、特に枯葉は一枚一枚が微妙に違っていて見飽きることがありません。
前に枯葉のリングを作るという話してたのですが、結局手つかずになってます。
作って名前をつけるとしたら「フレディ」ですね。
鉄塔と緑の草と、ずっと先には白山が見えます。
ツイッターの動画には少し映っていますが、60代くらいかな?お姉さまがずっと自分の前をリードして歩いてくれました。
私は写真を撮りながらとはいえ、それほどたらたら歩いている、ペースでもなかったのですが、結局頂上まで抜くことは出来ませんでしたし、下りもほぼ同時に降り始めて抜くことがなく、達者な脚ですね。
最近はよくクマの出没が確認されていて、山は当然クマと出会う確率が高くなります。
クマ対策を何もしていない自分には、近くでずっと鈴の音を響かせて、たまに「ピーーピヨヨーー」と笛を吹いてくれていたので、助かりました。
越前海岸の方角を眺めると、山の向こうに海が見えているのか、それとも雲海なのか判別できません。
ゆっくり登って1時間半ほどで頂上に着きます。
平地はまだ積雪がありませんが、山の上の方はうっすらと雪が積もり、水が凍り、溶けていました。
寒い山の上で、暑いお湯を飲みたくて、ここまで来ました。
お湯イズベスト。
とても熱くて美味しいお湯でした。
遠方に眺める雪のかかった白山と、晴れ渡った街並みを見下ろしながら飲むお湯は最高ですね。
では、帰りましょう。
と、その前に今回の相棒を紹介します。
干乾びたキノコ付の木の棒。
私は登山用のストックを持ってません。
山に入ってその辺に落ちてる木の棒を杖にするのが好きです。
登りは杖を使って、降りたらその辺に捨てればいいから楽ですよね。
みんな木の枝で登ればいいじゃないと思います。
形の気に入った木の葉二枚。
なくしたらあれだと思い、拾った葉っぱを帽子の中に仕込みました。
おりる際、風が強くて帽子が飛んでしまい、結局葉っぱはなくしてしまいました。
〇頂上でお姉さまに話しかけてみた。
- 最近人気がある日野山のルートは荒谷になった。前までは平吹(日野神社)が多かったが、日野山を紹介する情報誌などで平吹の名前がよく使われるようになってから、新規の登山客が増えた。→どうりで今回登った荒谷ルートに人が多くいたのだと納得。
- 三床山から白山がとても綺麗に見える。まだ白山が真っ白になっていない。→もっと全身真っ白になってから見に行きたいと思う。
話しかけてみるものですね。
新しい情報を得ることができました。
ではおります。
〇で囲ったのは冠山の烏帽子岳では?
登っている最中にも気になったのですが、あのトンガリは冠山のエボシに見えます。
なんだか新しい発見をして嬉しい気持ちです。
本当に座れそうな、大きな猿の腰掛。
木の幹からはがれた大きな表皮。
これは・・・リーフシールド!ウッドシールドでした。
本当に盾になりそうな大きな木の皮で、テンション上がりました。
なかなか、いかしてます。
あっ・・・壊れた。
遊んでいたら壊れてしまい、興ざめです。
恐山のようにあちこちに、たくさん石が積まれた場所。
市の文化財に指定されているようです。
登山口にある、靴の泥落とし場。
木の枝に二本ブラシがさがっています。
靴の泥はしっかり落としたほうが良いと聞きます。
土に含まれるバクテリアが、靴をダメにするとかなんとか・・・。
汚れたまま車に持ち込むのがそもそも嫌ですから、洗い場があるのは自分の中で大変ポイントが高いです。
はい、以上、日野山荒谷ルートでした。
上り下りの時間の目安としては、ゆっくり写真撮りながら(遊びながら)で、
登りに1時間半
下りに1時間
といったところです。
日野山のような、いくつも登るルートがあって、楽しい身近な山があって有難いですね。
朝8時10分に起きて、「うわっ寒い・・・、晴れた山に行こうと思ってたけど、どうしよう・・・」なんて、グズグズ朝ごはんを食べて、支度して、車で向かっても
9時10分には登山を開始できました。
とても気持ち良くて楽しい登山でした。