酔っ払いに会話の内容を思い出せと言われても難しい
串カツ田中に入る
荷物を㋩の横に置くよう言われる
注文㋩と同じプレミアムモルツを頼む
注文を自分が伝えると旦那はしてくれないから新鮮だと言う
串カツ盛り合わせを二つ注文
焼きなす、枝豆、土手煮、平焼きを頼む
乾杯する
㋩旦那の話を聞く
毎年一回は野球の観戦に大阪へ旦那と行く
㋩はプレモル旦那はアサヒが好み
ビールガールの売り上げが高い子は身なりも良い
旦那はお気に入りの子を決める
新世界で串カツとビールをたらふく腹におさめてから行く
楽しそうな夫婦だと思った
旅館へ行ったときは上司と部下のように見られるという
㋩が事前に手配を全てして後ろで旦那が荷物を持つため
自分の仕事の話を少し
無職の時期に台湾に行ったことを話す
㋩の姉が台湾まで指導に行くことがあるそう
何かのカリキュラムで、ケンブリッジ、ハーバードからもお誘いがある
有名校を蹴って台湾に行くのだと
今年の夏は自分も有給使って一人でヨーロッパへ行ったこと話す
息抜きが出来るならいいねと言われる
㋩店にMちゃんと一緒に行った時の話になる
同席した友達にわかるよう説明するため
彼女が㋩店に行きたがってたから案内したのだと話す
㋩「彼女と言ったね?」と食いかかる
自分は㋩の察しの良さに驚く
それは自分が人前で「彼女」という言葉を使ったことがこれまで
おそらく一度もなかったためである
㋩「今の言葉Mちゃんに聞かせたら喜ぶだろうな~」
「そうですね、人前で彼女と言ったのは初めてかもしれません」
「すごく仲の良い友達の感覚の方が近いです。」
テレビのCMに高岡早紀が映り「あっ〇君、高岡早紀好きそう」だと言われる
自分はどんな方が存じないが、一瞬見た感じだと美人だと思い
「そうですね、好きな雰囲気だと思います」
~な雰囲気で、足首がキュッとしまっている人好きでしょ?
㋩の言葉の裏を推察してドキリとした
おそらくMちゃんとの対比に話を持ち出したのだ
更に高岡早紀は年齢50歳手前のことを確認(見た目より若い)
㋩と重ねることで年増の女性が好きなのでしょ?と言ってる
つまるところ、私㋩のことが好きでしょう?と婉曲に確認しているのではないか
Mちゃんを呼ぼうと提案する㋩
聞くだけならと思いラインを打つも、送る内容は難しい
貸してと言われなすがまま渡し、入力、返却
なかなか返ってこないため、いつもお互い連絡の頻度は高くないと説明
送ってから返ってくるまで一日空くことはよくあるが
自分もそれくらいが性に合っている
㋩「恋してる相手なら返事はすぐに確認したいし、返すよね?」
そう言われ、自分の過去の恋愛を振り返ると
ガラケーの受信ボタンを連打していたことが思い起こされた
反応がないため電話をかけてみるがつながらず
入れ違いにMちゃんから電話が来るが自分は気付かない
「端末の反応が悪いから買い替えないといけないんです」
㋩「もう一度かけよう」
何度か繰り返し通話を試みるが繋がらない
㋩「これで繋がらないのは、出ないようにしているのかな」と邪推
㋩「Mちゃんは"やる子"だね」と評価を押した
Mちゃんは東京の○○で働いて、自分にないスキルもあって、出来る子ですから
やる子ではなく、やり手、だったかもしれない
「〇君Mちゃんは出来る子じゃなくて、やる子だよ」と念を押される
しばらくしてMちゃんから「まだ飲んでるの?」と返ってきて
→まだ飲んでいる
「ほどほどにね(笑)」と返えされ
→話が終わりました(笑)と告げると
㋩、端末を取り上げ「Mちゃん冷たっ」と送る暴挙
→これもう返せませんよ・・・
㋩「返さなくていいよ、もう」
→・・・
最後に通話を試みると繋がった
端末の不調なのか原因はわからないが、Mちゃんの声は聞こえなかった
㋩「そんな優しく声を掛けるんだね」
2人の立場はどうなってるの?
→お互い対等のはず。ただ支払いとかは自分が多めに出している
Mちゃん出してと言った方がいいよ
〇君のどこが好きなの?
→わからない。ただ昔した心理テストでは、どこが好きかではなく、
こういう人は嫌だという嫌いな像はわかった。もしかしたらお金かもしれない
わりとまとまったお金があることと、親の援助が期待できるため、
無理してまで働く必要は感じていないと話す
察しの良い㋩は不労所得が見込めるならと話す
お金の話は下手に持ち出すべきでないと後で感じた
お金の話に移り、自分が投資をしている話になる
当日仕事のおわりに「つみたてNISA」の勉強会を会社で開いたことも話す
「あまりよく解ってくれてないようだから、世間はこんなもんかと思いました」
㋩「それは付き合う人によるから〇君のまわりにいないだけ」
「投資をしているならわかると思うけど、投資した分は返ってこなければ意味がない
Mちゃんに投資をして何が返ってくるの?」
→「投資家は慈善活動も大事な役目です」
「それはもっと余裕のある人がすることであって、あなたの役目じゃない」
慈善活動は失言だった。売り言葉に買い言葉、ムキになってしまった
ここらへんから記憶が曖昧に、㋩のプレッシャーが強くなる
㋩について
「私の何をしってるの?」
→「知りません」ここら辺から㋩の怒りに触れてしまったと感じる
「もう30になるんだから、いい加減止めなよ」
→何を指して止めろとは言わない、自分の生き方についての指摘だと思う
もっと踏み込めばMちゃんとの歪な関係について
「自分は、もう、いいです」
「㋩さんは本音で話してますか?」
それいいね、(面白がっていてかなり怖い)〇君が本音で話さないなら私も話さない
自分とMについては、いいんじゃない?で終わる
「あーあ、時間を無駄にした」と最後に言う
→ごめんなさい
「何に対して謝っているの?」
→違和感があるので、謝りました
「そう、じゃあ謝ったほうがいいね」
余談
芥川龍之介の河童の話
生まれてきたいか?とお腹の子に聞くと「嫌だ!」と応え、安心した
28歳で死のうと思ったが、生きててよかったこともある
今日は髪を下ろしたの~いつでも時代劇に出れるように(?)
とりあえず、それで前の雰囲気が違って見えたんですね、いつでも出れますよと褒める
自分への好意を多く感じさせられた
「大衆ですから」と、〇氏と話すのが好きなのだと言う
自分にはない高度な学と賢い頭があると、そう捉えられるのかと思う
㋩は人によく見られるために自分を殺して生きてきた
新卒で入った会社では一人エッチのような会話のおじさんの相手をして、自分を売っているような感覚になる
現在の店でも、そのように自分を売るような感覚になることがあるそう
おじさんからの山への誘いが引っ切り無しにあって、断るのはキャバ嬢のようだ
ちやほやされるのに事欠きませんよねぇ?あっさり肯定
旦那が一つよく㋩のことを解っていると思うのは、
銃社会じゃなくて良かったねと言うところ
㋩は怒らせるとランボーのように銃を乱射していただろうと
演技が上手い㋩がそのような過激なものを胸に秘めるのは
ほとんど気付く人はいない
同席した友達はおとなしくしていた
後日、友達が言うには「㋩さん、〇〇のこと狙ってたと思う」
という感想を持ったらしい