【ドケルバン病】親指を固定するサポーター(サムスタビライザー)の使用感など
結論としては買って大正解でした。
徐々に良くなってきているように感じます。
あまりにも手首が痛くなってしまい、朝起きて顔洗う動作もままならい、服を着ようとして袖に手を通す時や靴を履く時も痛い、ペンを持ち文字を書くのも痛いと、日常生活に支障が出始めこんな状態で仕事なんてやってられるかと休んで友達と遊びに出かけた時にサポーター買わないの?と助言されてハッとなりそういえばそんなものもあったな・・・とすっかり頭から抜け落ちていて、ネットや店頭(ドラッグストア)で色々探して検討した結果、Muller(ミューラー)のサムスタビライザー<親指用>というのをネットショップで購入しました。(前振りが長い)
実物はこちら。
装着するとこんな感じです。
腱鞘炎のサポーターにも色々種類がありますが、ドケルバン病は親指の腱鞘炎なので、手首用ではなく親指用を選ばなければ効果がないので注意が必要です。
一週間ほど装着してみたので、詳細な感想など書き記しておきます。
ドケルバン病とは?
親指の腱鞘炎です。
親指の使い過ぎが原因のようですが、自分は使い過ぎた覚えがないのになったので日常生活を普通に過ごすだけでもなり得るようです。
ピアノ弾いたりするととても痛みます。
病院は行かなくても良い?
私は行く必要ないと思いました。
なぜかと言うと症状から例えば「親指 痛い」で検索すればすぐに病名がわかるからです。
おそらく「ばね指」か「ドケルバン病」のどちらかです。
あとは「フィンケルシュタインテスト」という、親指を握り込んで小指側に曲げる動作をして強い痛みがあればドゲルバン病だとわかります。
事前に調べてから病院に行って問診票に、おそらくドゲルバン病だと思う。と書いて、医者に診てもらうと間違いなく、ネットで見た情報以上のことは得られませんでした。
つまり、症状を改善するには湿布を貼って安静にするのが大事ということです。
ただし、病院でしか出来ないこともあります。
手術を受けたり固定用のギプスを作ってもらう場合です。
あとは保険が適用され湿布が安く買えるのは利点だと思いました。
湿布と安静だけでは不十分?
私の場合不十分でした。
自分がした対策は①湿布を貼る②なるべく親指に負荷をかけない③冷やすの三点です。
おそらく仕事が原因とはいえ、長期で休めるわけなく、仕事内容を変えてもらえるわけでもないため、なるべく親指に負担をかけないよう意識して作業するのが精一杯でした。
症状が改善するならと湿布を貼り、そのままだとすぐに取れてしまうため上から包帯を巻き止める。
熱を持っていると感じたら冷やすと良い、とここまではネットの情報を参考にしてみました。
あとはテーピングも効果があると他の方のブログにはありましたが、テーピングは安くないですし毎回使い捨て・・・となると、あまり選択肢には入りませんでした。
一月ほど続けた結果、悪化しました。
痛みが増すばかりで効果を感じられません。
「安静」が不十分だったと思われます。
一週間ほど仕事を休み手に負担をかけずに過ごしても駄目でした。
逆に悪化、なんで?
親指を使わないというのは、意識する程度では対処が難しいのかもしれません。
物を掴む時など必ず親指を使いますが、ほぼ意識していないはずです。
手術は視野に入れる?
手術費はおよそ2万円のようです。
それに加えてしばらくは通院費がかかる程度で、保険も効くので割と安いと思いました。
手術後はしばらく手が使えなくなるのかと思っていましたが、逆に癒着を防ぐため、一定方向を除いて動かした方が良いようです。
最初はシビレを感じるかもしれないけど、後遺症が残るような可能性はあまりないようなので、痛ければ気軽に受けても良さそうな印象を受けました。
サムスタビライザーの感想
まず心配だったのはサイズ感でした。
自分は手が大きく、Lサイズの手袋でも小さいです。
規格はフリーサイズだけど合わなかったらどうしようかと思いましたが杞憂でした。
親指、手の甲、手首の三か所で調整出来るのでちょうど良い位置で固定することが出来ます。
強くバンドを締めすぎると親指がしびれてくるので、締めすぎには注意した方が良さそうです。
思っていたよりもガッチリ固定されて親指の稼働は制限されます。
物を掴もうとする時など普段通りには動かず不自由を感じるかもしれません。
親指って大事だったんだなぁ・・・と感じることが出来るはずです。
装着し始めて10日ほど経ち、手に馴染んだのか調整の締め具合の良いところを見つけたのか、ペンで文字を書いたりすることも出来ます。
今も装着していますが、キーボードを打つくらい余裕です。
お風呂以外はずっと着けっぱなしです。
特に朝起きた時に痛みが強かったのですが、着けたまま寝ると朝起きても痛みがそこまでありませんでした。
あと大きな利点としてプロテクター的な効果もあるので、手を不用意に物や体の一部にぶつけた時、痛みが軽減されます。
サポーターを使用して改善が見込まれなければ手術を考えていましたが、このままなら手術のお世話にならなくても済むかもしれません。
徐々に良くなってきているように感じます。
医者が最初にサポーターの存在を勧めてくれていれば良かったのですけどね。
そもそもドケルバン病になった原因はわからない
痛み始めたのは今から三か月ほど前からです。
気付いたらいつのまにか痛くなっており、寝違いのようなものかと思っていました。
ピアノを練習し過ぎていた訳でなく、ボルダリングに通う頻度も以前に比べずっと少ないし、その他にも手首を酷使するような無理な運動をした覚えはありませんでした。
仕事で重たいものを持ち上げたりしているとはいえ、これまで2年近くしてきた作業であり、急に仕事量が増えて負担が大きくなった訳でもありません。
思い当たる原因がわからなければ、安静にするもなにもこれまで通り生活するしかないし、なるべく痛まないよう負荷をかけないように意識するしかありませんでした。
人の体とは不思議なものです。。
まとめ
サムスタビライザーめっちゃいいよ
病院は手術以外に行く必要ないのでは?
親指は大切にね!
楽天で購入しました。
参考までにURL貼っておきます。