リングサイズ修正について【ロストワックス】
ロストワックス技法と呼ばれる方法でアクセサリー(ジュエリー)を作っています。
大雑把にロストワックスの説明すると、ワックスと呼ばれるロウソクのような素材で原型を作ったのち、石膏で型を取り、金属(シルバーや真鍮)を型に流し込みます。
流れとしては、原型→型取り→鋳造となります。
また鋳造の過程でサイズが縮小するため、リングなど号数が決まっている場合は少し大きめに作っておく必要があります。
縮小率は大体3%らしいです。
リングならば1サイズ大き目に作るのが良いらしいです。
らしいという曖昧な表現するのは、自分もよくわかってないからです。
今回、9号で頼まれたのに11号のリングが上がってしまい、あちゃーといった感じです。
(目安通りに1号分だけ大き目に作ったと思ってたのに、おかしいなぁ…)
そんなこんなで今回の失敗を教訓に、鋳造の検証してみることにしました。
↓
ゴム型から出してもらったワックスの複製です。
上の3つは切って繋いでサイズ修正をして9号になっています。
下は複製したままの状態でサイズは10号でした。
並べてみると1号違う程度では見た目にさほど違いがないように見えます。
サイズ修正のやり方も載せておきます。
①複製したワックスをリングケージにはめてサイズを確認すると、10号になっています。
②メスでちょいちょいと切って短くする。
③9号に合わせて繋げる。
完成
わぁ、簡単
おそらく9号のワックス鋳造したら8号になってしまい、依頼された9号より小さくなってしまうのだけれど、リングの内側を磨く工程で削れて若干サイズが大きくなることを考慮して、9号と10号を2サイズ用意しました。
鋳造代金が前回3つで800円だったから、今回は6つで1600円ほどになる予定です。
こんなにたくさん必要ないけど、鋳造するときどの程度縮小するのかはっきりさせておくと今後役に立つはず。これは自己投資です。
(僕は必要ない無駄なお金を出すことに抵抗がある)
先週の月曜に鋳造屋さんに持ち込む予定が1週間延びてしまいました。
仕事との両立は難しいですね。
今日は天気が良いので屋根の瓦に布団を干しました。
まだ日も高いので布団を取り込んでから、すこし外出しようと思います。
たまに屋根で寝る
どこか近くのカフェに行って制作の続きをします。
休みの日は心が穏やかになって良いですね。
仕事のある日はこうはいきません。
仕事が、会社が、人が、自分自身も嫌いになって鬱屈としてました。
はやくゴールデンウィーク来てほしいです。
では