美大ってどうなの?4年間で1000万以上使ってみて
結論からいくと1000万の価値はありませんでした。
(価値のあるものに出来るかどうかは自分次第です)
私は京都造形芸術大学という芸大に通っていました。
年間学費180万×4年間=720万
一人暮らしの生活費月7万×12×4=336万
なぜ価値がないと思うのか、それは今の仕事をしていて学歴を全く活かせておらず、なんなら中途で転職したばかりの自分より高校卒業して働いている若い子の方が給料が良いからです。
なぜ美大に進もうと思ったのか、デザイン系の高校に入り将来の進む道がわからなくて、高校卒業と同時に就職が嫌だった。あと実家にいるのが嫌だったから。深澤直人という無印良品のデザインなど手掛けるプロダクトデザイナーが好きだったから。理由はそんなところです。
1000万以上のお金は親が全て出してくれました。当然周りには奨学金をもらっている人も多かったです。親は卒業だけはしてくれといいました。他には自分に押し付けるような事は言いません。その頃から迷い自分はどうすればいいかわからない苦悩が常にありました。恵まれた環境、なにがそんなに辛いのでしょうね。考えるのが面倒なので避けます。きっと今の辛さとも相関関係もありますね。
目的が必要でした。自分を褒めて、認めて欲しい気持ちも強かったと思います。
結局プロダクトデザイン方面では周りの人には勝てませんでした。才能がない。自分に自信がないのです。
じゃあ何を得たのか、ジュエリー制作の技術、手先が器用で先生に褒められるのが嬉しくてそこそこ頑張ったと思います。数少ない友達。バイクの免許をとって北から南まであちこち旅したこと。一人暮らしの経験。これらが自分にとっての1000万の価値に置き換えるものになります。
今も高校の時と変わらずやりたいことがわかりません。やりたい仕事もない。なんのために生きてるのかわからなくなります。生きる意味を考えるととことん沈んでしまうので、あまり深入りしたくないです。書きたいことがあやふやになってきたのでここまでにします。
まとまりませんが以上です。